予告(2)
来る10周年記念日に向けて勝手に進撃を開始した空井戸サイクルです。
昨日は「1x1を買うとホイルセットがついて来る!」という御提案をしてみた訳ですが、
その中でも少し触れた「シールカートリッジ式ベアリングを使ったハブのメリット」という件。
ルーズボールが良いか?シールカートリッジが良いか?そこの優劣は状況によりけりと言えど、
ベアリングを傷めてからでも交換すれば元通り!というシールカートリッジの気楽さはモノスっゴイ美点です。
ワタクシの1x1にもシールカートリッジ式ベアリングを用いたハブを使っておりまして、
リム&スポークの組み替えこそ数度行っておりますが、ベアリングに関しては十数年の間に一度打ち替えたのみ。
ルーズボールでも定期的にメンテナンスしてやれば傷める事など無いに等しいのでしょうが正直な所、邪魔臭い。
雨の中を丸一日走ったのでハブメンテ、泥の中でゴソゴソしていたのでハブメンテ、ってやっぱり邪魔臭い。
究極の効率を追い求めるロードバイクならそれでも良いと思うんですが、
様々な環境下でもラフに扱うMTBやシクロクロスなどであればカートリッジ式が有り難いですし、
例えばコイツみたいなタフ&ラフこそが美点の一台なら絶対シールカートリッジ式であって欲しいのではないでしょうか?
Surly Pacer フレーム&フォーク(54) ¥70,000(税抜)
☆後日記:普通にフレーム&フォークのみで売れてしまいましたのでペーサー提案は廃案とさせて頂きます。
グラベルロードなんて言葉が生まれる遥か前に生を受けた太いタイヤが履けるロードバイク・ペーサー。
それを現代版スポルティフと取るか純化したサイクリング車と取るか取るかは人其々ですが、
そもそもは雪が残る季節や未舗装路でも躊躇する事無く駆け抜ける為に企画設計された一台。
なのでハブにはシールカートリッジ式を組み合わせたい!となるのは当然といえど、
シールカートリッジ式のハブって何故か安いモノが無く、皆々結構なお値段なんですよね。
それは天下のシマノ様が高性能ルーズボール式ハブを異常な低価格で用意してくれるから、
対比としてそう感じるだけなのかもしれませんが、現実問題シールカートリッジ式ハブは安くない。
でもPacerには絶対シールカートリッジが良いってばよ!という事で。
ペーサーのフレームを買うと「DTの350ハブがついて来る」というのは如何でしょう?
ハブの名門・DTですよアナタ!DT!と言いたい所ですが名門は呑み込まれたヒューギの方か?
まぁそんな事はどうでも良いとして、メンテナンス性の高さや独自のスターラチェットで魅了するDT、
その製品群の中でも最もタフな350の32Hハブを前後セットでお付けしてしまおう!というお話です。
リア¥26,400・フロント¥9,000で合計¥35,400!
ペーサークラスの車両に入れるには少々勇気の居る選択ですが、オマケで付いて来るってなら・・・ねぇ?
ペーサー案件も1x1と同じく弊店10周年記念日である3月1日から受付開始させて頂きますので、
「組むのに使える部品、部品・・・っと」と部品箱を漁りながら是非御検討頂ければ幸いです。
あと普通はそんな人居ないと思いますけど「DTじゃなくて後生大事に仕舞い込んでるソレ寄越せよ!」と仰られるならば。
11速化前最後のデュラエース・7850(32H/中古)を代わりにおつけする事も・・・まぁ別にって感じで。
オタク向けですね。
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