ノベルティ&スペシャリティ。

十数年前にハンドメイドバイクショーである「NAHBS」を見に行った時のお土産マイセルフ。

WhiteIndustriesのベルトバックルです。

此方はノベルティでも売り物でもなく、ブースに詰めたホワイトさん一家がつけていたモノでして、

此処にホワイトのフリーを取り付け仮面ライダーの変身ベルトよろしくギュウィーンッ!ってな感じ。

ホワイトさんの坊っちゃんがギュウィンギュウィンと弄んでいるのが羨ましくて指を咥えて見ていた所、

視線が気味悪過ぎたのか早く追い払いたかったのか、突如「ホレ」と譲ってくれたのです。


ただ実際にフリーを装着して腰に巻く、そして屈むと・・・歯が腹に刺さって痛い

イベント用に拵えたモノだけあって実用性は皆無、なので使う事無く何となく放置して今日に至る、と。



そんなホワイトのバックルもそうですし、嘗て愛用していたSalsaの巨大バックル(6インチスマホクラス)もそう、

何故か自転車業界はベルトバックルを作りたがる傾向にある気がします。

そんな「自転車xベルト」戦線に異常あり!

弊店をチェック頂いている方であれば説明不要であろう「奴」がとんでもないモノを拵えました。

以前からナイフとか机とか色々作っていましたが今度はベルト、しかも何と!商品化!


狂気を感じさせる、というか狂気しか感じない此方のベルトはお値段¥32,000(税別)。

高いか安いかで言えば間違い無く高い、しかし安ければ欲しいとかそういうモノでも多分無い。

欲しいか欲しくないか?を強烈に問う「自転車xベルト」の現時点に置ける最高到達点。

ワタクシは勿論!ですので取り敢えず自分の分をオーダーしてみます。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。