怪解改。

お陰様で当家の長男も大きくなりまして、昭和の幼児用椅子では何だか・・・狭い?

いや、「狭い?」じゃなくて「狭いっ!」ですね。

その事は重々承知しておるのですが、まぁ取り敢えず一旦子供が乗れるようにデッチ上げてから考えましょうと棚上げ。


まぁその幼児椅子に乗っている本人は特に何とも思っていないようですが、

彼が乗っている幼児椅子はタイラップで固定されているだけだったりしますので、早急に対策を講じねばなりません。

キャリア自体はTubus/Logoですから現在選び得るキャリアの中で最高クラスの強度と信頼性を誇ります。

ただ如何に良いキャリアと言えどもチューブス製品は基本的に「荷台上に物を載せるキャリア」ではなく、

「左右にパニアを引っ掛けて使うラック」でありますので、天板は非常に狭く子乗せをセットするには不向き。



天板が広い「リアキャリア」の定番と言えばミノウラ/MT-800N、しかし子供を乗せるとなると強度に不安が残るので却下。

もっと頑丈で天板が広いキャリアねぇ・・・と一周り探し回って、結果選んだのはある種の定番であるSurly/Nicerack

公式説明に「ハムスターを入れたカゴも載せられる」とある160mm幅は少々過剰、しかし子供を乗せるとなれば安心感絶大。

それに今回は比較的安価でシンプルなHamax/Zenithというチャイルドシートを組み合わせるのですが、

「キャリア幅120〜180mm」という取り付け要件指定があるも、それに適合する汎用キャリアってのは意外と少なく、

絶対的信頼性を誇るチューブスなどは100mm以下ですし、一般的なキャリアも大体120mm以下である事が殆ど。

そんな中にあって全幅160mmにして耐荷重36kgを謳うナイスラックのナイスさ加減。


という事でナイスラックとゼニスを取り付け、ついでにお布団乗せる用にアデプトのフロントラックを装着して完成。

圧倒的安定感を生むママチャリ用ダブルスタンド、楽なポジション、子供を乗せても安定する剛性とジオメトリ、

そして何より一人で乗っても二人で乗っても快走出来る漕ぎの軽さ。

これぞ究極のお父さん自転車!


いや、そもそもPepが目指しているのが究極のお父さん自転車なのかどうかは微妙な所ですが、

個人的には現状に置ける最適解に達した感がありますので、次男が大きくなるまでの数年間はこの仕様で行ってみようと思います。


子供乗せのお役御免となった後は、マスタッシュバー・ブロックタイヤ・シングルスピード、あとはえ〜っと・・・、

と先の事を考えながら明日は定休日です。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。