サマージャンボ。
「オマエはどこのワカメじゃ?」
と、問いそうになるほど場違い感のある此方は恐れ多くもカーボンリム。
37mm幅の非対称ワイドTLリムという今時スペックながら実測約415gとバッチリ軽量でお値段¥50,000/本。
加えて本品は日本のMTBシーン拡充に尽力するYurisさんのオリジナルブランド「Formosa」ゆえに、
保証は一流ブランドと肩を並べる3年保証!となればもう・・・気になる人が居るのは当然といえば当然。
しかし如何に製品が良かろうと、如何に価格がお買い得設定であろうとリム前後で¥10万は中々踏ん切れない。
だってハブもスポークも用意しないとホイルにならんですからねぇ。
と、普通は此処で傍観して終わる所ですが先々月にYurisさんが突如ぶち挙げられた、
「Formosaカーボンリムを買うとIndustryNineのハブが当たる」というキャンペーンに呼応し、
顧客様からオーダー頂いたのが今回のリム。
「そんなモン当たる訳ないじゃないですか」というワタクシを尻目にお客様は澄んだ目をして仰られました。
「なんか・・・当たる気がするんですよね」
博打打つ人は皆そう感じるらしいですね、今回は絶対に当たる!と。
でもそれで当たってたら確率論なぞ必要ないってな話で、ええ。
って当たっとるやないかい!
うわ〜、前後¥8万オーバーの高級ハブが当たってしまいましたよ。コレが690ノッチのハイドラか・・・ジーーーー、エグいな。
自分のモノで無い事が心底悔しい、と感じるかと言えば案外そうでもなく、なんというか別世界の事みたいな感じですね。
こういう成功体験を目の当たりにすると己が人生を勘違いしてしまいそうになりますが引き続き堅実に堅実に。
「堅実な人間は自転車屋などにならない」という基本的な事は無視して堅実な新商品をチェック。帰って来たドライバーです。
パナのドライバーと言えば転がり系のMTBタイヤ製品名でしたが、この度2.4幅&2.6幅というトレンディーサイズで再登板。
初回生産分の2.4が引き当たったので内幅26mmのリム(TR29)に履かせてみた所、実測幅は61mmと表記寸法ジャスト!
このドライバーと同時にビッグノブのAliso&Romeroという2モデルも発売され、
其々2.4&2.6の展開と今時包囲網完成、それでいてお値段¥6,100均一というお手頃感。
といってもアリソとロメロは強さとグリップを求めたハード系タイヤですから、
弊店で多用する事になるのはドライバーとなりましょうが、名前だけで言えばロメロ・・・感じる所ありますな。
当代随一のメタルボーカリスト、ロニー・ロメロが年明けにローズ・オブ・ブラックを脱退しちゃったんですよね。
今やひっぱりダコな天才っぷりですから仕方ない事かもしれません、が寂しい。
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