594(御供養)。

家内が言い放ちました。

「ダンボールを店に持って行って捨てて来てたむれ」

家でも捨てれるんですけど、資源ゴミって回収日が少ないので捨てるにしても少々面倒なんですよね。

その点、常時大量の段ボールゴミが出る弊店には古紙回収のオッチャンが毎日来てくれますから、

「店に持って行って捨てておけ」という判断になる訳です。



そういった簡単に破棄出来る古紙は良いとして、令和元年京都で問題になったのが此方の「バッテリー」

普通ゴミに混ぜて廃棄されたバッテリーが発火し、京都市東北部クリーンセンターのベルトコンベアで火事が発生。

その結果数ヶ月に渡りゴミの焼却処理が出来なくなるというエライ事になりました。


捨てるべきはゴミよりも、「ま、大丈夫だろう」という気持ち。

という事でバッテリー関係のゴミは纏めて改修窓口に持って行くべく貯めておるのですが、

そのバッテリー関係廃棄箱に入れるか・入れぬかの間で揺られる寂しそうな双眸キラリ。

少し懐かしく、そして今見ても最高に格好良いライト「Niterider/MiNewt」がそれ。

結婚する前はコレと一緒に夜走りに行ったなぁ、としみじみ懐かしんでしまいます。

しかし当然バッテリーは死んでおりますので今や使う事は出来ない、けれど捨てれず何となくそこに放置、みたいな。

なんならもう少し新しい低出力簡易版の「MiNewt-mini」も隣に並んでいたり。

如何でしょう!電気工作に強く、そしてこのデザインが好きな方!どうか貰って頂けまいか!

「早よ捨てろ」と言われればそれまでなのですが・・・このライト体だけでも生かしてやれればと思わずには居れん。



そう、じき来るお盆を前に纏めて供養してやりたいのです。

捨てるに捨てれず供養待ちなのはライトだけでなくこんなタイヤも。

Gravelking32cの新品です。が、展示車両に履かせて日光を当てたせいでサイドにヒビが入ってしまっています。

「ヒビは日々の積み重ね」とか意味不明な事を言いながら使ってしまえる方、2本セットで供養して下さい。


まぁ実際問題グラベルキングは使えますし必要として頂ける方も多いと思いますので成仏も時間の問題。

しかし陽の目を見る事無く日陰でジッと佇み続けて早や数年、今やトレンドサイズとなった45cを開拓したコイツは・・・どうだろう?

パナのFireCross45cの新品長期保管品。

45cと言えばコレかスペシャの高級品かしか無かった頃は、手に入り辛い時期もあり必死でかき集めたモンです。

ただノブが立ち過ぎてて45cというサイズの割に漕ぎが結構重かった為、今や使用済み衛星の如く選択肢の外にフワ〜っと。

「でも好きだよ、ファイヤクロス45c、ファイヤーッ!」という方、1本のみですが供養して下さい。



以上、お盆前の供養募集大会の御案内でした。

あとついでに、以前「26+がどんな感じか知りたい」とふらり立ち寄られたお客様。

26+タイヤでお貸し出し出来る古タイヤがありますので、もし「俺か?」となったなら是非どうぞ。

此奴等は供養対象ではなく、まだまだ頑張って貰う積もりで御座います。

空井戸サイクル

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。