オイル交換。
激雨の一日ではありますがこのスッと爽やかな快適気温・・・夏の終わりが見えたようでホッとします。
まぁこんな雨だとお客さんも全然来ませんし、ノンストップでシュポングルを聞き続けていると頭が変になりそうなので、
「そのうちやろう」と準備していたアレの入れ替え作業をする事にしました。
撤去されるは此方の機械式ディスクブレーキキャリパー。
Promaxと聞くと安物で性能イマイチと思うかもしれませんが、個人的に此方のDSK300は高く評価しており、
引きも比較的軽いしパッドの迫り出しバランスも良く、メジャーなアレやコレやより余程良いと思ったりしております。
しかし自転車界の絶対者であるシマノが進める「世界総油圧化計画」の前にあっては流石に分が悪い。
だってアナタ、この油圧キャリパーが¥1,205ですよ?もはやパッドの値段じゃないですか。
レバーに至っては¥855という意味不明な安さ。そこまで安くする必要があるのでしょうか?
ブレーキ本体よりもホースの方が高いというパラドックス状態に陥っておりますが、
それでもオイルまで含めた一台分(ローター抜き)で1万円以下というウルトラコストバリュー。
此処まで安いと製品に対して疑いの目を持ってしまうのは当然。
しかし幾つか実験的に組ませて頂き予後を見守っていると・・・良いんですよ、恐ろしい事に。
機械式にも良い製品は沢山あります(ヘイズのCXが一番好き!)が、引きの軽さとコントロール性は油圧が絶対的に有利。
という事で展示車両の「Surly/Bridgeclub」のブレーキを油圧化してみた今回。
極太タイヤを履いた頑強系ツーリングバイク・ブリッジクラブにはやはり油圧の方がしっくり来ます。
2020年モデルではブレーキが油圧化(テクトロ)されると同時に700x41cホイルでのセットアップになるとの事。
「お値段据え置きで油圧は魅力的〜、でも700cってのはチョッとイメージと違うぜ」
そうお考えの方は是非27.5x2.4版のブリッジクラブを御用命下さい、今ならブレーキ油圧化無料にさせて頂きまっせ。
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