花丸茸料理。

キノコが美味しい季節になりまして、山の中に入ると足元には限りなく洋菓子っぽい美味しそうなキノコが。

ナメコでしょうかね?チョッともいで試食してみましょう。どれどれ・・・ふむ、ほう、なるほど。

甘んまーーーー一いッ!


てな風に食えるだけの知識と勇気があれば良いのですが、きのこ狩りなどした事が無いから眺めるだけ、

そんな非キノコ狩り系人類に贈るキノコ詣専用仕様機「Surly/BridgeClub」が完成。

イリーガルスマイルと名付けられた新色のグリーンをベースにシルバーパーツを少々、というのはメーカー完成車と同じですが、

今回組んだ分は700cではなく27.5インチホイルのフルリジッドMTB仕様。


コンポは7000系11速SLXで、ブレーキもまたコスパ最強と謳われたSLXのメタルパッド版。

ローターもアイステックとフルリジッド車ながらやる気満々。

Surlyが誇る名作スチールハンドル「Open-bar」を鬼ハン気味にセットしている所にもやる気が滲み出ております。



2.25というタイヤ幅は現在のトレンドからすれば細めですが、走破性とキレのバランスが自然で気持ちよく、

速度の上げ下げがし易いというか・・・見た目よりも「速さ感」を強く感じる組み合わせではないかと思います。

普通のMTBよりも速度域が高めなのでチェーンリングは大きめ34t、対するスプロケはロー46tでカバー範囲は最大限。

「山を越えて林道分け入る」そんなシチュエーションにピタッと嵌まるセットなので御座います。

少し重い分だけガシッと底から支えてくれるフレーム&リジッドフォークに、捻って快感なクロモリハンドルバー、

それを確実&強力にコントロールし切れるSLXコンポーネントとハイグリップMTBタイヤ。

どう考えても美味しそうでしょう?

Surly BridgeClub 空井戸SLX Ver.1 (Sサイズ)  ¥180,000(税別)  後日記:商談中


「美味しそうに見えるけど毒キノコかもしれない」そんなキノコと違い、コイツは確実に美味いです。

メーカー完成車(¥158,000)よりも14%ほど(¥22,000)高いですが旨さは倍増。

同じ素材をより美味しく、自転車のアッセンブルは料理と同じなので御座いますよ。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。