ジャパニーズ・スタンダード。

ぼちぼち子供のクリスマスプレゼントを仕込まなければならない時期が迫って来ました。

長男の希望は仮面ライダーの変身ベルトという分かり易過ぎる程に分かり易いモノなのですが、

知性が芽生え始めて間もない2歳の次男の希望は「ホラアナグマ」という意味不明なモノ。


ホラアナグマ・・・ってそんな古代生物の人形とかあるんですか?無いですよね?

ん〜、どうしたモンか、と悩んでいる間にも時間は流れる&追い詰められて冷や汗流れる。


大人の欲しいモノ、いや、貰って喜ぶモノなら分かるんですけどねぇ。

コレコレコレコレ。

ワークショップモンキーさんのオリジナルフレーム「台湾坊主/98−ST7」です。

しかも今回は数年ぶりの製作となる大きめ440mmサイズが!(スタンダードな410mmもあります)


この誰がどう見ても(@日本国内)モンキーと分かる独特のルックスはもちろん、

逆テーパー使いのシートステーやパイプを凹ます事無くクリアラスを稼ぐチェーンステーなど、

「乗り味」というモノを具体的に追求した作り込みは他のMTBとは一線を画すモノ。


ヘッドチューブもまた上:インテグラルにして下:ZS44という変則的な構成のモノ、通称トックリ。


狙いが明確であるだけに無闇な変更を行う事は無く、チュービングもジオメトリも変更無しですが、

ドロッパー必須となった感もある今ですから、内蔵リモートケーブル取り出し用の穴を追加したのが今回。


Boost148mmが世を席巻する中にあっても、エンド幅は狙いがあっての142mm。

個人的にはこの142mmエンドという所も含めてモンキーだと思ったりしますが、

「いやいや148mmでないと」とお考えの方には、エンド148mmにへの変更も承ります!


まぁ実際問題、ここから御希望色へ塗装してお納めするという流れの都合上、

年内の納品は完全に間に合わないのですが、令和二年に向けて是非御検討下さい。


☆本日、家人のSOS要請により17時頃で早仕舞いしてしまいご迷惑おかけ致しました。

 もし「ん?何で閉まってんの?」となられた方にはお詫びの万能1割引き券発行させて頂きますのでクレーム申請下さいませ。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。