親密子密。
学校が無い事でスッカリ落ち込んでいる、などという訳もなく永遠の春休みを謳歌している我が子達。
本来小学校で学んでいたであろう書き取りや数字の数え方などを適当に教えているのですが、
コレが中々楽しいというか・・・世界の僻地ではこんな感じなんだろうな、てな妄想が良いスパイスになりまして。
そんなお父さん学校、「体育の時間」はただただ自宅の裏山を走るのみ。
元気よく走る長男の図、と見せかけて実際はクマバチに怯えて逃げているの図。
今回のコロナ禍でネガな事は沢山ある反面、子供と一緒に居られる時間が増えるというポジ面もあります。
此方、4年ほど前に組んだツイントップチューブも眩いSoma/Sanmarcos。
マスタッシュバーを素晴らしく良いバランスでアッセンブル出来た、と自画自賛している本車両ですが、
そのマスタッシュバーがもがれているのはなぜなぜな〜ぜでしょう?もへったくれもアルカイダ。
チャイルドシートにお子さんを乗せて一緒に出掛ける仕様へ変身、なのです。
さようならしたマスタッシュの後釜に据わるは日東とRivendellのコラボ品であるステム一体式ハンドル「Bosco-Bullmoose」。
広くアップライトなハンドルポジションは子供を後ろに乗せてテレテレ走るのにジャストマッチ。
この一体化による不安の無い剛性感とトリッキーな見た目が¥8,800で手に入るって安いですよね、うん。
まぁそんでハンドル変えるのは簡単なれども、シフターはSTIだったのでボスコバーには取り付け不可。
そのクセにリアディレーラは独特の引き量設定である変則的10速変速機「4700ティアグラ」なので選択肢僅少。
4700に対応したシマノのフラットバー用を使うのが正攻法とは知りつつも似合わないのでスルー。
MicroShiftから4700対応ダブルレバーが出ているとは知りつつもチョッと違うので再びスルー。
そして選んだのはシマノの11速用バーエンドコントローラー「SL-BSR1」&それをサムシフター化。
そう、4700が独特なのは「11速に準じた引き量設定の10速コンポ」という点で御座いまして、
これは機械効率的理由に加え、「リアメカだけ11速用に」といったアップグレードをし易くする為の戦略でもあります。
なので11速用バーコンで10速の4700メカを動かす事は出来て当然、というお話。
となればマイクロシフト製ダブルレバーよりも安価で、より信頼性の高いシマノ製バーコンを選ぶは自明の理。
フロントのシフターは使う機会も少なくなりましょうからダブルレバー位置に収納。
アップライトなボスコバーにダブルレバーってのは使って使えない事は無いというレベルの落差で、
実際に乗って動かしてみると・・・走りながらトークリのベルト締めるのと似た様なヨッコイショっぷり。
一人の時間を楽しむ為のスペシャルティサイクリング車が親子自転車になってしまった、その事を悲しむべきでしょうか?
否、子供と一緒に居られる時間はプライスレスですし喜ぶ子供の顔もまたプライスレス。
コロナ禍が収束し&子供は誘っても一緒に遊んでくれない時が来たなら、再びマスタッシュに戻し独行車にすれば良いだけの事です。
その頃にはこのオッサンポジションが身に馴染み切ってるかもしれませんけど、まぁそれはそれで。
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