誰そ彼。

仕事として自転車を触るに際し色々な道具を用いる訳ですが、そこには僅かながらも趣味性が含まれていたりします。


例えば此方の水鉄砲、出て来るのは水ではなくグリスでありますので即ち「グリスガン」

一般的にはミニグリスガンと呼ばれるモノになりますが、愛用するのは定番中の定番である、

米Dualco社製のグリスガン(¥3,200)で、20年近くズッとコレばかり使い続けています。

同様製品は安いモノで¥1,000程度からありますが、何だかんだでデュアルコが一番潰れ難いので、

毎日使うのであれば結果として一番安上がりなのではないかと思います。多分。



なのでもし「グリスガンが欲しい」というお客様が居られたなら一番にお勧めするのはデュアルコにな・・・るかと見せかけて。

一番にお勧めしたいのはパークブルーも眩しい此方のガン。

・ParkTool GG-1  ¥3,660(税別)


精密さと無縁の荒い造りはデュアルコもパークも共通、というかグリスガンとはそういうモノだと思いますが、

パッと見て分かる違いはパークの方がストロークが長いというメリットと非分解というデメリットがある位でしょう。


しかしタンクからインジェクターを取り外してみると?

ホラ!

って意味不明ですね。大体デュアルコの方はグリス詰まりっ放しだし。

注目頂きたいのはパークの方は真ん中にネジ山が切られている、という所。


このネジ山は何の為にあるのでしょうか?

そう、チューブグリスを直接インジェクターに装着して使う事が出来るのです!

つまり一般的な詰替えでの使用も、チューブ直差しでの使用も出来る2Weyタイプなのですね。


グリスというのは使う場所や好みによって色々な選択があるのですが、

パークのグリスガンならまずは少量入りチューブを購入&セットして使いながら塩梅をみて、

そのグリスが良い感じだと思ったなら大容量入り壺を購入してタンクに詰めて使う、という事が出来るのです!



コレは素晴らしい!なんて便利なんだ!

・・・って人に伝えたいのですが、イマイチ伝わる気がしません。

仕事で使うにはベストな製品と言えませんが、逆に言うと使用頻度の少ない個人ユーザーには凄く良いと思うんですよね。

棚とかに置いといてチラッと見えるこのパークブルーとかチョッと良い感じじゃないですか。


まぁ誰が自転車屋でグリスガン買い求めるんだっつー話ですが、こんなのも有りますよ!とお伝えしてみて空回り。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日も。