はだし速し。
素晴らしい好天の元、息子がお世話になっている保育園の運動会が開催された本日。
ワタクシは走ったり踊ったり号泣したりしている幼児を眺めながらこんな事を考えていました。
「皆、靴履いとるな」
当たり前と言えば当たり前ですし、そもそも子供の足を怪我させてはいけないという事で指導があるのでしょうけど、
己が子供の頃は徒競走になると結構・・・靴脱いで裸足で走っていた記憶があるんですよね。
何故裸足になっていたのか?子供のする事ですから人様に説明できる様な理由はありませんが、
少なくとも自分の中では「裸足の方が速く走れる」という感触を持っていました。
今思うと「ほんまかいな〜」と小馬鹿にした感想しか出てきません。
でも何というか・・・素足でダイレクトに地面を掴む事の確実性というか・・・そういうのを信じていたのでしょう。
その頃の思考回路が固定されたまま大人になりMTBを乗ると?そう、フルリジッドを好むようになるのです。
フルサスペンションはMTBの正常進化であり、否定できない絶対正義でもあると思います。
勿論、フルリジッドの方が速く走れるなんて事はまず有り得ませんが、それでも勝負時に靴を脱ぎ捨てるのと同じく、
己が管理仕切れない要素を排除して望みたいという気持ちがベースにある事は同じなのではないかと。
いや、サスペンションも真面目に取り組み管理し切れば良いし、靴もピタリとフィットするモノを選べば良いだけの話です。
まぁ突き詰めて言えば「邪魔くせぇ!取っ払っちまえ!」という横着な考えの結果なのかもしれませんね。
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