お色直し。

山の風景は季節とともに移り変わり、同じ場所でも全く違った魅力を見せてくれる事しばしば。


とか訳の分からん導入に深い意味などなく、ただ単に色が変われば気分が変わるという話で。

ホ〜イっ!

暫く前に解体して再塗装に出していた「Windcog/ZIC」が塗り上がって来たど〜!

今回は少し暗いオレンジ色をベースにラメを散らした「ディスコ柿」とでもいうべき色をチョイス。


で、早速パパパッと組み上げ・・・組み上げて・・・ってやたら手間掛かるので遅々として作業が進まんですが、

暇を武器に黙々と作業して〜完成。

ZICがZICっぽくないというか。ポップ&スポーティーなイメージで凄く良い仕上がりに大満足。

全部バラして再度組んでとする中で、改めてZICの作り込みの細やかさ・完成度の高さに唸らされましたですよ。


いや、凄い。

これだけのアイデアを纏め切った設計者も凄いですが、それ以上にアイデアを形にした工場が凄い。

こんなモンをメジャーメーカーが企画・制作したらB品の嵐になるんじゃないかと思います。

今回のリペイント作業を通じてZIC整備の勘所というか、パズルの答みたいなのも随分掴めました。


なのでZICを御検討の方は是非カラーオーダーも御検討下さい!と言いたい所ですが。

部品点数多い&要マスキング点が異常に多い&フォークがカーボン&ギミック多いなどなどあり、

塗装代が普通のフレームのリペイントと比べると相当掛かる事も判明しました。

新車購入時に作業の御指示頂くので¥5万程、後々のリペイントになると・・・工賃追加で約6万といった所になろうかと。


それでもお色直ししたZICがとても魅力的だと感じられた方は是非御相談あれ!

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。