大掃除(ダイソウジ)。

気がつけば年末ジャンボ宝くじの販売が終了してしまっているという驚愕の事実。

そのせいで来年以降の計画が大きく変わっちまったぜ・・・と大後悔時代ですよ、はい。


こうなれば誰かを道連れにせん事には気が済まん!という事で「今年の汚れ、今年の内に」をテーマにSurly/ECR27.5+を御案内。


まずは「今年の汚れ、今年の内に」というテーマの意味ですが、此方は新車ではなく元メーカー試乗車で御座います。

試乗車だけに安く買える反面、傷もあれば汚れもありまくりますのでそれを大掃除する所から話はスタート。

洗える部分は片っ端から洗う訳ですが、普通の新車であればこんな工程存在しませんので新車を組むよりも遥かに面倒、

しかしですね、だんだん綺麗になって行くという快感に心を絡め取られ没入、そして洗い中毒、略してアライチュウに。



洗い物を乾かしている間にBBとブレーキ台座をシュッシュと下処理。

初代クランパスで初採用された豪華なモナカヨーク部材も、今はECRだけにしか使われていない事に時間の流れを感じます。



そして磨いて磨いて・・・ドンドン綺麗に!

試乗車と言っても出番はイベントの時だけですし、乗られる回数や距離もしれてます(10kmも走っとらんでしょう)から、

汚れは仕方ないとしてそもそも綺麗で当然、なのに何故傷がついていたりするのでしょう?


ついている傷の殆どはイベント移動時の積み下ろしや倉庫保管時に、適当〜に扱われるから。

トップチューブにある「ECR」デカールの「R」が程よく捲れていますが、コレなどは横着の賜物と申せましょう。


また元々後輪着脱がし辛いGnot-boostエンドですからエンド周りには傷が入っていますし、

角っこを中心にチョコチョコ傷がありますが、幸いにも凹みなどの「グヌゥゥゥ・・・」となる傷みは無し。


「こんなモン、1週間も乗ればついちまうだろうよ」と、大らかな心で受け入れて頂ける方に定価¥268,000を・・・。

¥✕✕✕,000(税別)で如何でしょう。

後日記:完売御礼

新車よりも¥✕万安、この差で一体何が出来るかを想像してみるに・・・。

全塗装で色替えして、ブレーキ油圧にして、タイヤをサイドスキンにして、前後にキャリアつけてとやりたい放題ですよ。


御用意しているのは廃盤色となったベージュのS(16)、当然一台のみ。

「年が明けたらECRでも買おっかなぁ〜」と考えていた方や、「ECR欲しいけど予算的に無理」と項垂れていた方、

「Extreme Camping Rig」の名に恥じない此奴を、年末の予定に無理矢理捻り込んでみては如何でしょうか。


因みに新車は新車でまだ年内納車承りますので新車じゃないと嫌な方は是非御相談下さい!


空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。