種。

GW前に入荷するも即完売&いつもお世話になっている問屋さんの入荷分さえ完売というまさかの展開。

これはマズいと慌てて他の問屋さん在庫を捜索して無事再入荷したのは三ヶ島のガンマ。

三ヶ島ペダル Gamma  ¥5,300(税別)

「ガンマが無いならラムダを使えば良いじゃない」と王侯貴族が言ったとか言わなかったとか、なんて事は一切ありませんが、

踏み面積やピンによるグリップ感、そして独特の存在感を放つこの形状ってのは案外代替え効きにくいので困ってしまいますね。



さぁ同じ日本メーカーの新商品なれど、此方はどこまで「独特の存在」になる事が出来るのか?という新タイヤ。

IRC Boken 700x40c  ¥5,200(税別)

商売ベタで知られた嘗てのIRCとは違うんじゃい!という意気と共に、群雄割拠の40cクラスへ殴り込み。


公称40c、でも実測・・・35cくらいとか?と怯えつつ取り出してみると、どうした事でしょうこのボリューム感は。

履かせるリムによりますが、公称寸法に偽りなしレベルっぽいではありませんか。

パターンは特別目を惹くモノでも無いシンプルなモノと言えど、コンパウンドの質感は良さげですしサイドの厚みもあり強そう。


Bokenという日本語ネイティブからすると若干「?」となる実にIRCらしいネーミングはさておき、

パッケージを見る限り日本市場向けというより海外市場を意識している印象、ってのは勘ぐり過ぎでしょうか?

パナのグラベルキングSKと真っ向勝負、そんな位置になるであろうボーケン。

ミブロみたいな地味だけどちょうど良い製品に仕上がったら良いな〜、と期待してしまいますが、

それを確認する為の「40cが履ける自転車」が手持ちに無いので・・・。

「タイヤから自転車が生えてくる」形式で行くしかねぇか。

いや、行くしかねぇも何も無いんですけどね、こう天気が良いとね、邪念がね。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。