カモンベイベーUSL。

引っ越しで自宅の場所が変わりますと、当然通勤ルートも変わります。

で、その新たなる通勤ルートがですね・・・暗いんですよ、実に暗い。そして細い。


こうなりますと「ライトはチカチカ光って己の存在を他者にアピールできれば十分」などと嘯いとる訳には参りませんで、

暗い路地をバッチリ照らしてくれるライトが必要不可欠でございます。

ピシャーンッ!

リュウソウ、そう、そう、この感じぃ〜っ! セコ道の闇を切り裂くこの感じが欲しかった!って事で今回おろしたのは此方。

Serfas USL-450 ¥3,900(税別)

往年の名作ライト(当社比)NiteRiderのMinewtを彷彿とさせる艶消しアルミボディは存在感抜群。

しかも最大450ルーメンという光量を誇りながらお値段四千円切りというお手頃さ加減。


重量は結構ズッシリ(約160g)ありますが、付属してくるマウント用バンドが強力に固定してくれるので、

段差通過時にライトがピョコンとお辞儀してしまう事も殆ど無い、と中々のお利口さんだったりします。



あと世のライトの殆どが「ボタンを押す毎に暗く」という光量切り替えプログラムなのに対し、

本品は逆に「ボタンを押す毎に光量が増す」というプログラムになっており、コレが意外なまでに使い勝手良し。


また前照灯としては4段階の明るさを使い分ける事が出来るのですが、点滅は「長押し2秒」という別枠に収められており、

前照灯で使っている限りは明るさが4段階に変わるだけ、点滅モードには入らないというのがまた便利。

光量ある点滅ライトがチカチカしながら対向から来ると結構・・・嫌ですよね。

そんな時に迷惑になるチカチカモードを封印出来るというのは、自分にも周りにも優しい。


まぁ新商品でもありませんし、周りの万年金欠系自転車屋は皆コレ使ってる定番品だしで、

改めて紹介する事の意味は薄いですが、地味で使える良いライトを求める方は是非チェックあれって事で。






空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。