決着。
先日、割りと原始的な方法で撃退した「Sramロードリアメカのプーリー割れ問題」ですが、
オーナーさんからは特に何の問題もなく良い感じ、と概ね良い評価を頂けております。
しかし。
良かった良かった、と胸を撫で下ろす手が股間に達した所で思わずギュッと握りしめそうになる様なコメントが。
「別の一台についてる方の初代Redもプーリー割れてるわ〜、おかわりヨロシク。」
そこらに転がってる部品をコリコリ削ってでっち上げるだけなので、やれと言われれば否も御座いませんが、
あんな一発芸みたいなモノで何度も凌ぐというのは・・・どう考えても間違いな気がする。
ガイドプーリーの軸が4mmと細いのがSramロードメカの特徴であり、その為に汎用品の転用が効き難い訳ですが、
該当するサードパーティー品が無いって事ぁ無いでしょう、無いって事は。
まぁ弊店がSram扱い店であったのは遥か過去ですし、そもそもその時でさえSram製品を売った事など数えるほど。
故にSramを取り巻く実情は全くわかりませんで、知り合いの店に知恵を請うてみるも「?」みたいな塩梅ですから、
自ら捜索するしかねぇで御座いますだ、ゴソゴソゴソゴソ発掘調査をした結果・・・最も安価で確実なのはコレだ!
Tacx Jockeywheels Sramロード用スタンダード ¥1,500(税別)
アダプターを装着して使う汎用プーリー、という意味では他の製品と何も変わりませんが、
アダプターを取り付けて件の細っこい4mmボルトを通してみると・・・当然フィットファイン。
厚みもキチンと規定通りになりますので、原人みたいにせっせと削って調整する必要も無し。
何となくですけどSramって最新版を使う事が前提で、10年前のモデルの事なんてメーカーもユーザーも無関心、
そんなイメージがありますけど、実際問題使えてしまっているモノを補修部品1つ無いだけで使わないなんてとんでもない。
いや、良いお値段する純正プーリーや大枚叩いてビッグプーリーという選択もあるんですけどね、
費用はなるべく抑えてこれからも使い続けたいという方は、こんな手段もありますよ、という話で御座います。
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