安全第一。

公共機関の窓口でユニークなガムを頂きました。

中身は眠気を吹き飛ばすブラックブラックガムで居眠り運転対策、パッケージには脇見運転注意のイラストと一つで二重に安全。

「安全」とは何よりも優先される最上の価値でありますから、このガムはモンドセレクション金賞受賞確実でしょう。



「いやいや、安全は大事だけど審査料約¥14万も払ってモンドセレクションマークつける程では・・・」と仰る方。

黙らっしゃい!

安全はお金では買えないのです!モンドセレクションと一緒にしないで下さい!って何でキレてんでしょう?

まぁ良いや、安全はお金では買えないと誰が言い出したか知りませんが買える安全も勿論あって例えば此方。

「子供と一緒に乗る一台」というテーマでオーダー頂いたSurly/DiskTrackerです。

650Bホイル化を始めとして小技がチョコチョコ入っている、とかいった話は端折るとして、

子供を乗せ降ろしする際に「あればあるほど嬉しい安定感」を生み出す強靭なスタンドこそが今回の肝。

Ursus Junbo80 ¥8,200(税別)

「何となく存在は知っているけど売っているのを滅多に見かけない」というイタリア産の珍獣系スタンド・ジャンボ君。

耐荷重80kgという汎用センタースタンドとしては世界最強クラス(というか独り相撲)の強度は勿論、

展開時には約40cmに渡ってパッカーンと盛大に開く足から生まれる非常識なまでの安定感。


スタンドとしては高価な部類である事は確か。

しかし同様ダブルスタンドの定番品であるエスゲ(=プレッチャー)のダブルレッグが¥5,000強である事を思うと、

自立力の圧倒的な差を追加約¥3,000で手に入れられるってのはかなり良い難い条件なのではないかとも思います。


手に入ったり〜、手に入らなんだり〜、をフワフワと繰り返すウルサス・ジャンボですが、

取り敢えず今現在は手に入りますよ!という事を一部の安全第一主義の方、及び子育てサイクリストにお伝えする次第。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。