シャイン。

日の出時刻がドンドン遅くなってまいりまして。


7時には子供を起こして朝飯食わす必要があるワタクシ、チョロっと走ろうにも出走時刻は午前5時前になってしまいます。

5時前ともなると外はほぼほぼ夜、漆黒の峠道を一つ越えた辺りでやっと空が白み始めるってな塩梅で。


しかし空が白めども木立の中はまだまだ夜なので、半強制的にナイトライド。

胸毛さえ白髪が出始めたオッサンは夜目もきかないし振動で視線グラグラだして、ノリと勘を頼りにナントカカントカ進むのみ。


そんなオッサンを支え助けてくれるのは「27.5x2.6」というトレンディーなタイヤが生むボリューム&グリップ。

一度極太ファットまで行き切って、そこから「チョッと太過ぎ?」となってセミファット(ミッド)に揺り戻してと、

拡大から縮小傾向にあるタイヤ幅のトレンドですが、更に一匙分だけスリムになった2.6/2.4幅が増えて来とります。


シュワルベ・マキシス・ケンダ辺りは2年ほど前からラインナップしていた様な気がしますが、

今年パナレーサーが一気に3パターン、しかも¥6,100というバリュープライスで投入した事をうけ、

「こりゃもうドレくらい丁度良いのか履いてみるっきゃないすわ」という事でモンキー/ST9に投入した今回。

組み合わせるはFormosaのオフセットアルミリム

2.6幅タイヤを履かすにはジャストマッチな35mmのオフセットリムですし、此方もまた税込¥7,500というバリュープライス。

そして何よりこの艶っ艶のグロスブラックというのが良い!

何せ我がST9はハンドルもステムもグロスブラックですし、クランクもまたグロスブラッ・・・クと言うにはあまりに汚いですけど。

まぁそんな艶感がですね、MTB界のマジョリティたるスポーティーなマットブラックへのアンチテーゼと申しますか、

「自分の仕上げたい方向はそうじゃない」という我儘を通せる自由の象徴と呼べたり呼べなんだりラジバンダリで。

元々「怪我する程の切れ味」が売りの異端児・ST9。

以前はフロント29+&リア29の前後異径で組んで居りましたが、どうにもシッティングのポジションがシックリ来なんだので、

今回は27.5x2.6の前後同径にしてヘッド位置下げてヘッド角立ててとした結果・・・うむ、良い感じ。


タイヤ径がちと小さく&エアボリュームも増したので漕ぎが重くなる事を覚悟していましたが、

極端にリアに寄っていた荷重が程よく前に移ったポジション是正の恩恵に加えて、設計が新しいタイヤとチューブレスの相乗効果で、

舗装路も未舗装路も漕ぎが重いどころか以前よりも軽く楽に感じるほど。(エア前後0.8)

速度の感覚が狂う薄闇の中でしたので必ずしも「漕ぎが軽い=速度が速い」という図式が成立するとは言えないのですが、

漕いでる自分が楽ちんで楽しければそれが何より、ついでに言えば闇の中でキラッとリムが光るのも愛らしいしいから二重丸。


正統派トレイルバイクにはもちろん、我がST9の様な探検号にもフォルモサ&パナの新セットは「あり」だと思います。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。