ダンドリル。

え〜、寒い寒いと日々震える昨今ですが。

寒さのカレンダーを兼ねる関西シクロクロスも残す所2戦という事でボチボチ寒さの底が見えつつあります。


そんな中、シングルスピードのPepで気軽に参戦していた顧客様が浮かない顔。

曰く「最終戦の日吉をシングルで走り切れる自信が無い」との事。



ならば「パンがなければブリオッシュを喰えば良いじゃないの」方式で、変速をつければ良いじゃないのという話ですが、

それだけの為にSTI買ってつけてってのも少し大袈裟、かといってバーコンはお好みで無いってな意見を頂きましたので。

Paulcomp/Sram-Shifter-Adapterを介してGXシフターをセット。

比較的余り勝ち(当社調べ)なSramシフター&ディレーラーの転用先としてベストに近い選択かと。

シフターの位置も操作感も個人的に非常に良いと言って差し支えないレベルだと思うのですが、

惜しむらくは「Sramシフター用しか存在しない」という点。

シマノのi-specⅡやBでも作れそうな気がするんですけどポールは作ってくれないですねぇ。

何処か他のメーカーでも作ってくれれば需要ありそうに思うのはワタクシだけでしょうか?



「そう思うなら己で作れ」

という話で御座いますが、高等教育をうけていないワタクシにとってCADで図面ひくなんてのはとてもとてもですし、

妄想しか出来ない人間にも出来る事があるので、まずは出来る事から進めて行く方向で。

てな事でオリジナル防寒サイクルキャップの試作第二弾をテスト中。

かなり良い所まで来ていますがもう一歩。


この手の「耳あて付きサイクリングキャップ」は世に数多ありますが、その殆どに対して疑問を抱いて十数年。

とは言え文句だけなら馬鹿でも言えるので、「こうだろ!」という回答例を出さねばただの馬鹿。

さぁ妄想を具現化させた防寒サイクルキャップの本当の所は如何に?


重い腰を上げたからには寒さの底に達する辺りをゴールに据えて一気呵成の小林亜星で御座います。




空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。