Noドロ、Noライフ。

昼時にはいつも行列が出来るご飯屋さんが弊店近くにあります。


前を通って行列が出来ていない時だけお邪魔するといった浅いご縁なのですが、

本日も有り難いことに並ぶ人ゼロ名、よしいざ行かん!とドアを開けると恐ろしい事に。

来客ゼロ名、貸し切り状態です。

これがコロナショックという奴か・・・すげぇな。

並ばずに喰えて嬉しい、とか言ってる場合じゃないんでしょうね。



まぁそんなこんなで世の小商いが廃業まっしぐらっぽい中、一歩先んじて廃業を決めた弊店。

遂に営業最終月に突入した事もありサライをBGMに店舗整理と作業を並行していく方向で考えていましたが、

店を閉めるとなると「最後に一目」みたいな感じで別れた女房が帰って来るんですよ。

「お・・・おまえ、苦労したんだな。汚れ方がオカシいぞ?」

このスプロケの元々の色は銀である、その事を信じれる人が何人居るでしょう。

もう解体して洗って磨いて呪文唱えてとセッセコセッセコやるしかないです。


タイヤ剥ぐとリムバンドもこんなで「何処でこんなモン巻かれやがったんだ、変な男に引っかかりやがって」みたいな。

この状態で普通以上にエア入ってて、それでバーストしないんだから凄い。

というかもしかしてリムバンドなんか無くても大丈夫なんじゃないか?リムバンドは巻いて当たり前という情報は何かしらの陰謀か?

そんな訳は無いので弊店消滅後もなるべくトラブルが出ないように諸々手を入れて行くのみ。


さぁあと残り一ヶ月!やるべき作業をジャンジャンこなして行きましょう!

と己を鼓舞するもやるべき作業が山積みになっており4月中に纏め切る事さえ危うい様な感じになって来ました。

ドロ整備には珍妙な薬剤を多用する為、手の皮の再生が間に合わず微妙に痛いですが、

沢山作業頂ける事の有り難みを身に刻むと考えればコレもまた良しです。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。