Hub a nice day。

自動車やオートバイにはある「車検」という制度。


車検が楽しみで楽しみで仕方ない!という奇特な人は別として、

基本的に車検手続きは邪魔臭いモノでありますから、

車検が無い事を自転車の美点に挙げる人も居られる事でしょう。


しかし車検が無い事で、自己管理の重要度は増しますが故、

少なくとも年に一度、確認頂く事をお勧めしたいのが「ハブ」。


シマノに代表されるカップ&コーン式の場合は、

内部に浸水するとあっと言う間に錆が回り、

玉押し&玉の表面が傷んで虫食い状態になります。

定期的にバラして確認すればこの様な事態は防げますし、

仮に虫食い状態になったとしても早期の内に対処すれば、

ハブボディが傷む前にリカバー出来る可能性も高い。


が、ハブボディまで傷んでしまうと・・・ハブ交換、

それ即ちホイル組み替えとなりますので出費も嵩む訳です。


シールカートリッジベアリングタイプのハブでもそれはそれで、

内部に入った水が排出されずに溜まり、

フリーボディのベアリングがゴリゴリに、というのもよくある話。



自転車は機械の塊ですから他にもやらねばならん事は沢山あります。

しかし定期的手入れの恩恵が一番高いのはきっとハブですから、

「邪魔臭せぇ!」という所をグッと呑み込んでハブのご機嫌伺いをしてみて下さい。

邪魔臭いっちゃぁ邪魔臭いですが、やれば自分が得する作業ですし、

「多分・・・大丈夫?」という曖昧な不安が一掃された後の気分は良いモノですよ。

ええ、勿論ワタクシも己が車両は全て定期的に・・・え~・・・やってません。


虫歯と歯磨きの関係性に似てますね、痛くならなきゃ動き出さない的な。

うん明日やろう、でも明日はお客さんの奴やらなアカンから、

とか言ってる奴のハブは虫に喰われるのです。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日も。