虫歯戦隊ウズクンジャー。


「衝撃は突然に」というかなんと言うか・・・おやしらずが疼き出しました。

おやしらずが斜めに生えて一つ手前の奥歯を押しているのですが、

その辺りが徐々に徐々に痛い様な~痒い様な~でジクジクと。

毎日歯磨きは欠かして無いんですけどねぇ、磨き方が適切では無いのかもしれません。



さてさて、先日「放置すると虫食いになるぞ!」という事で虫歯に例えたハブですが、

交換用の玉押し(¥202)が届いたので修理作業を進めて参りましょう。

ハブ側の椀は玉押しよりもかなり強く作られていますので、

虫食い早期であれば玉押し&玉の交換でリカバー出来る事も。

ただ、交換しようにも補修部品が無い事にはどないもなりません。

今回修繕したフロントハブは少し懐かしの510デオーレですが、

この玉押しは在庫限りで終了との事でしたので滑り込みセーフ、てな塩梅。




フロントハブは無事復活したので準備は全て整った!って何が?

このホイルはロングテール化を行うベース車両のホイルでして、

ロングテール化のついでに各部を小奇麗にしてしまおう、という計画。

ロングテール化する為のキット「Leap」はディスクブレーキ専用設計、

なので後輪はディスクブレーキ用のホイルを用意せねばならん訳です。

そこで選んだハブは「回るシーラカンス」の異名をもつFH-M525。

センターロック全盛の今でも作り続けられている定番6穴ローター用ハブです。


そんな6穴ハブを敢えて今選ぶ理由とは?

ロングセラーであれば補修部品の供給も比較的長く続くかなぁ、と期待して事。

先の事気にしても仕方ないんですけどね、選べるなら願掛け程度に、という感じで。

リアホイルをパパパッと組んだなら、ロングテール化の肝というか脳というかな、

XtracycleのLeapを引っ張り出しましょう。

リープ自体も結構デカいですがフレームと合体させると作業場を埋めてしまい、

身動きが取れなくなるので、段取りが大事です。

旧作であるフリーラディカルキット(FRK)と比べ、

持って重く値段も高くなったリープですが、ホイル径の選択肢が広がった事や、

何よりBB後にブリッジ部材を持たない「ブリッジレス」でも装着可能になった点は高評価。

またFRKは8インチローター専用でしたが、リープは7インチでも使えるようになった、

というのも、地味ながらありがたい進化ですね。

ロングテール化の準備が全て整ったならば、

怪魚を釣り上げた開高健の如くリープをフンッ!と担ぎ上げ。

ガチャガチャやって自立する様になった所で日が暮れ始めたので、続きはまた明日。

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。