シングルマッチ。
ロングテールバイクへと変身する車両が本日もまた一台入庫。
SurlyのシングルスピードMTB「1x1」、しかも11周年記念モデルで御座います。
シングルスピードの車両ですが、ロングテール化KITであるLeapの取り付け位置を前後させる事で、
チェーンテンションを張る事は出来ますので、シングルスピードのままロングテール化を決行。
ただオーナー様からご希望頂いた専用両立てスタンド「Kickback3」を装着するとなると一筋縄では行きません。
キックバックは外装変速使用前提で設計されており、シングルスピードの場合はスタンドとチェーンが接触してしまうのです。
コレは旧型ロングテールキットであるフリーラディカルキットの時は結構な難問でした、
しかし今は問題をスマートに解決出来るこんな部品が存在します。
・ChainRoller for Leap ¥3,000(税別)
本来はとてもとても長くなってしまうロングテール特有のチェーンのバタつき対策部品でして、
下側チェーンの流れをへの字に変える、リカンベントでよくありそうなローラーパーツです。
で、シングルスピードであっても此奴を使う事でチェーンの流れる位置をスタンドと干渉しない位置に持って行ける、と。
トルクの掛かる上側ではなく、ただ流れて行く下側にテンションを掛けるだけですので、
漕ぐ際の違和感や異音は最小限というか無いに等しいレベル。
シングルスピードや内装変速でロングテール化されている&キックバック装着を検討されている方は、
このローラーが可否を分けるポイントである事、是非覚えておいて下さいませ。
ロングテールキットの取り付け作業自体は簡単ですから、ユーザー様御自身でも半日あれば充分作業可能だと思います。
しかしこういった抑えるべきポイントというのも多少ありますが故、作業途中で嫌になっちゃう可能性も無くは無い。
ならば取付作業に慣れた弊店や作業する方が手っ取り早いはず、という事で弊店では取り付け作業を無料で行っております。
ちょいとお買い得なスペシャルセット「LEAP START KIT Ver,2」もまだ幾らか残数ありますので引き続き何卒。
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