明るい家族計画的避難具。

台風が近づいておるという事で、外飼いの犬を家に緊急避難させたりする方も居られるかと思いますが、

同じく普段は表に置いてる自転車を屋内に避難させねば、と考える方も居られるのではないでしょうか。


ただオーナーにとっては可愛い愛車であっても、家人からすれば・・・。

「チョット!そんなん壁に持たれ掛けさせんといて!壁紙傷むやろ!」

と怒られるかもしれません。

「な〜に〜!俺の愛車と壁紙どっちが大事やねん!」などと声を荒げても家庭の雰囲気が悪化するだけ。

それより玄関先にこういった「避難具」を用意しておけば家庭内不和の芽を潰せるかもしれません。

ByCyclogical Gripster  ¥1,600(税別)


スコットランドからやって来た「グリップスター」はハンドルに噛ませる事で自転車を安定させ、

同時に壁とバーテープを損耗から守ってくれる自転車保持小物なので御座います。

素材はシリコンよりも少し硬めの軟質プラスチックで、ハンドル径やバーテープの種類を問わず使用可能。

またドロップハンドルだけでなくMTB系でも使用可能でして、横ハンドルの場合はこの様にして使います。


壁側中央部にはマグネットが仕込まれていますので、玄関の扉にパチンとくっつけておくとよろしいかと。

「わ!凄いアイデア!」と感心させてくれる、というタイプでは無く、

「有ればチョッと便利・・・かもしれない」という薄口な魅力のグリップスター。

「壁紙を傷めたら全て賠償」なワンルームに住むサイクリストにはかなり有効かもしれませんね。

因みに此方は、スタンドがあるにもかかわらず何故かキックペダルで自立させられてるカブ。

モノすっごく不安定に見えたのですが・・・何でこういう状況になったんでしょうか?

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。