シンデラーラちゃん。

靴選びって難しいですよね、暫く履いてみない事には良し悪し分かりませんし。

特に「靴にはそれほど興味無いから一足で全てをまかなおうとする」横着な人間にとってはもう、ええ。

そんな横着の代表格であるワタクシが今年買って大満足しているのがブランドストーンのサイドゴアブーツ。

現物を始めてみた時は「こ・・・この安全靴みたいなのが¥2万もすんの?」となめた感想抱いておりましたが、

テクテク歩いて楽なのは勿論、サイドゴアなので脱ぎ履きスポンスポンなのが何より最高です。



そう、最初から価値の有る無しが判別ついているなら靴選びは簡単でしょう。

しかしそれがそうも行かんから・・・難しい。

例えば此方のブーツ、45NTRHの初代ファスターカットなどが正にそれ。

細身なシルエットながら二重構造になっており防寒性・防水性の高さは問うまでもないレベル。

2点クリート(≒SPD)対応という事で、ウインターライドの強い味方になると多くの人が期待を寄せたモンですよ。

しかし実際に試履をしようとすると・・・。

アレ・・・?ン?へ?

「え〜っと、ジッパがですね、閉まらないんですけど?」という方が続出。

その理由はとても簡単、「甲がメチャクチャ低い設計だった」から。

加えて上面の止水ジッパの番手が細かかった為に、無理に締めようとしてジッパを破損する人もまた続出。


翌年モデルではジッパの番手が一回りゴツいモノになり、甲も少し高くなりましたので履ける人も増えました。

その結果、初代の一部は売れ残ったまま問屋の倉庫に眠り続け!そして今!何故か弊店に!

5年前の製品ですから流石に折り皺&亀裂が出来てしまっており、とても新品として定価で売れる状態ではありません。


しかし、その分お安くなるとしたら・・・どうでしょう?

サイズは43ですがどう考えても43より小さい気がしますので、イメージとしては42くらいで捉えた方が良いでしょう。

かつ「甲の低さには自信がある!」という甲低自慢のアナタにだけ、定価¥22,000を特価¥8,000(税別)にて御案内。



中の防寒ソールの部品取り用に如何ですか?というのはあまりに勿体無い。

冬場もガッツリ走りたいけどシューズに大枚叩く余裕はない、そんな方はレッツ・トライ・ザ・シンデラーラ!

空井戸サイクル

「自転車に恋をして」 日々横を通り過ぎるママチャリでなく、恐る恐る触れる超高級車でもなく、跨り漕ぐ度にときめく自分の愛車。それを見つける旅の水先案内人が自転車屋です。そしてその恋がズッと続くお手伝いを今日も明日も明後日もしていたかったのですが令和二年をもって廃業し現在地下潜伏中。