自罰。
お客様からお持込み頂いた部品を用いて組み立て作業している中で「?」となったのが此方。
バーコンにインナを通そうとするも通らないので目を近づけて見ると、レバーの穴と台座の穴がズレています。
何故こんな事になったのでしょう?バーコンとしてではなく他の使い方をして居られたのでしょうか?
まぁ過去の事はどうでも良いとして打つべき対策は簡単、「間座をファット間座に交換する」それだけ。
シマノ FAT間座 ¥296(税別)
FAT間座については過去に纏めた事があるので省略するとして、ダブルレバーやバーコンを弄くり回す中では避けられない此奴。
高いモノでは無いですから常時在庫しておりますので、ゴソッと取り出しパカパカっと交換するとめでたく穴が正常位置に。
OKOK次に行こう。とフロントシフターを手に取ると・・・フロントシフターにFAT間座がついています。
フロントは本来薄いSTD間座ですから、即ち解体&梱包作業の中で左右が入れ替わっていたというのが「?」の答。
ん〜、我ながらなんと無駄な回り道をしておる事でしょう。
しかしこういう事例を糧とし徐々に効率を上げて行く、それが経験値というモノで御座いましょうから、
再び同じ様な事があった際にはパッと思い出せる様に・・・マジックペンで腕に書いとくか。
そう、覚えていたいけれど元々少ない脳の容量は年々減少傾向で覚えていられない。
のみならずデータが入れ替わってとんでもないチョンボをしてしまう事もありまして、
今回部品一式お持込み頂き新たに誕生した此方などはチョンボを乗り越えて生まれた一台。
現行モデルのSalsa/Vayaです。
ダウンチューブに入ったSalsaロゴがよく見える角度、この角度が一番格好良いと思うのですが如何でしょう?
で、件のチョンボというのは元々今回は2018年モデルのグレーで御注文頂いておりまして、
2018年モデルならフロントアクスル12mmなのでお手持ちのハブをお使い頂けますよ、という話でした。
2017のオレンジが15mmで1-1/4テーパー、2018のグレーが12mmで1-1/4テーパー、2019現行が12mmで1-1/2テーパー、
そう頭の中で整理をつけていたのに、いざ組もうとなると・・・15mmだったのです。
Vayaフレームセットに付属するフォーク規格の変遷を正しく纏めると。
2017オレンジ=15mmのDT社製レバー付シャフト 1-1/4テーパー
2018グレー=15mmのSalsa社製デッドボルト 1-1/4テーパー
2019ブラック=12mmのSalsa社製デッドボルト 1-1/2テーパー
この途中の所が頭の中で入れ替わってしまっていた、と。
その後、お客様の菩薩も斯くやあらんという御慈悲により年式&色変更で納めさせて頂いたのですが、
代わりに残った2018のグレーは店頭在庫完成車とサイズが重複するので・・・此処は自罰提案をば。
18Salsa Vayaフレームセット(55) ¥110,000(税別) ⇒ ¥10万(税別)
状態は組み始めてさえいない新品ですが、BBやブレーキのフェイス出し作業とヘッド圧入は済んでいます。
なので、ヘッドセットはクリスキングのシルバー(¥22,000)が付属する事になります。
またクランクはディズナのジェイクランクアーム(¥20,000)とPraxisworksのダイレクトマウントリング38t(¥8,000)のセットも込み。
即ち¥5万分の部品込みで¥10万で如何でしょう?という御提案で御座います。
「クランクは要らんからMore安く!」など御要望にもお応え致しますので、安楽快走車両Vayaが気になる方はこの機会に是非。
そんなこんなで明日は定休日です。
明後日11日(水)は午前中に展示会に行く都合上、15時頃からの営業とさせて頂きます。
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