刺す蟹。
どうもどうも、どうもです。
って書き出しからして雑の極みみたいな事になっていますが、さすがに店明渡しあで1週間を切ると気が気でなくてもう。
「店辞めます」と告知を出した後、一番最初に「最後にコレを!」と持ち込んで頂けたにもかかわらず、
あまりのヤレっぷりに何処から手を付けて良いかわからないので見て見ぬふりをしていた、
そんな車両も先の見えない引っ越し作業からの現実逃避と捉えれば甘美なモノで黙々とバラして磨いてジャンケンポン。
そう、やらねばならない難問に追い詰められると人は「やらんでいい事」の方に逃げる習性があります。
引っ越しに際して荷物はなるべく減らすべきですのでゴミの選り分けをする訳ですが、
旧いカタログなどは捨てる前についつい・・・開いてしまって。
レコードがサイボーグ化される以前の2003年。この頃は良かったねぇ〜、なんて思ったり思わなんだりします。
この頃ロードコンポの準備を進めていたSramですが、カタログの巻頭を飾るのはMTBトップグレードコンポX.0ではなく。
ん〜、味わい深い。
こういった統合コックピットシステムって過去に色々出ていましたが、残っているモノって本当に少ないですね。
とかやってる所に荷物が届きまして、箱を開けると再塗装に出していた知人のフレーム。
ツルピカになって気分一新、さぁどないなカンジで組みますか?ってなモンですが、
塗装に出す前に外したエンド小物は、アルマイトが退色してラスカルみたいな事に。
コレで・・・良いのか?それを考え判断するのはオーナーの仕事です。
しかしやるべき事の追われているワタクシの耳にそんな正解が浮かぶはずもなく、
メタコンディスクと耐水ペーパーを取り出し、変色したアルマイト層を削ぐべし削ぐべし削ぐべし。
俺は一体何をしているんだ!
正気を取り戻したならゴミの分別作業を再開。
あったあったのPaulのエンド。今思うと一台分で$40ってのは安い。買っておけば良かった。なんて今更バカな。
シングルスピードMTBのある種の極み、と勝手に思っていたCannondale/1FG。
性能的には特に見るべき点も無いヘッドショックですが、スライダーが摩耗に強いローラーベアリングであるとか、
専用工具3つあればほぼ全バラ出来るとかいった点が、シングルスピードと実にマッチしておるのです。
とは言え、それ以前に臼式のエキセントリックBBは・・・今ひとつでしたなぁ・・・。
「ガラガラガラ。たのもー、たのもー。」
ハイいらっしゃいませ、本日はどうされました?
「タイヤがのう、パンクしたのじゃ。」
は、それではただちにパンク修理をば。
ん〜・・・チューブレス?
な訳もなく、バルブが根本から千切れているだけです。
それではチューブ交換させて頂きますね〜、でポンポンポンと終了。
そしてホイルを取り付ければ作業は終わり、と思いきや。
エゲツないな、おい。
ブレーキシューが減り過ぎて、というのは幾つも見て来ましたが此処までのモノは流石に。
新記録達成です!おめでとうございます!賞品として売れ残りの新品キャリパーをプレゼントします!
弊店におけるシュー減り新記録、この記録は永遠に破られる事は無いでしょう。
だって流石にもう修理受け付けてる場合や無いですからねぇ。
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